白鳥とコウモリ / 東野圭吾
小説「白鳥とコウモリ」を読みました。
東野圭吾さんは、小説を読むきっかけとなる作家さんです。
作にクセがなく、サクサクと読めてしまうのが、良いです。
特に、「容疑者Xの献身」は、1時間だけ読もうと決めてたにも関わらず、イッキに読んでしまう衝撃的な小説でした。
今回の「白鳥とコウモリ」も「容疑者Xの献身」に劣らない面白さで、上下巻をイッキに読んでしまいました。
今回の内容は、「殺人」と「人間的な感情」が複雑に絡んだ内容です。
様々な感情を突き詰めた先に見つけた東野圭吾さんの答えと思う世界観を描いている内容でした。
今回表現した世界観は、自分でもよく分かる内容で、
「必ずしも殺人事件が悪なのか?」
「関わる人の感情は、どのように変化するのか?」
が、分かりやすく書かれている作品です。
「容疑者Xの献身」と「手紙」を足して2で割ったような東野圭吾さんの代表作を凝縮した作品でした。
また、定期的に東野圭吾さんの作品は読みたいですね。